Zendeskで自動化が実行されたチケットを表示してみる
こんにちは、昴です。
今回は特定の自動化が実行されたチケットを一覧表示する方法について見ていきます。
はじめに
Zendeskには予め定義しておいたアクションを自動的に実行するトリガや自動化といった機能があります。トリガと自動化はそれぞれ条件とアクションを定義しておくことで、チケットがその条件を満たした際にアクションが実行されるものになっています。トリガと自動化の違いとして、トリガはチケットが作成されたときあるいは更新されたときに条件を満たしているか確認するのに対し、自動化は1時間ごとにチケットが条件を満たしているか確認します。
自動化の確認
自動化は管理センターで作成することが出来るほか、自動化の一覧からそれぞれの自動化がこれまで実行された回数などが確認することができます。(トリガも同様)しかし、具体的にどのチケットに対して自動化が実行されたかどうか確認する項目がないため、自動化がどんなチケットに対して実行されているか確認したいと思ったことはないでしょうか。そこで今回は指定した自動化がどのチケットに対して実行したかどうか確認する方法を実践していきます。
実践
それでは実践です。
特定のトリガが実行されたチケットを表示するには、下記URLを使用します。
http://yoursubdomain.zendesk.com/rules/Automation_ID/tickets
このURLを編集し、確認画面へ移動していきます。
yoursubdomainはZendeskのサブドメインを入力、Automation_IDは自動化のIDを入力します。
- yoursubdomain = 自身のZendeskのサブドメイン
- Automation_ID = 自動化のID
この自動化のIDは管理センターのオブジェクトとルール > ビジネスルール > 自動化へ移動し、自動化一覧から確認したい自動化を選択します。
自動化を選択すると自動化の編集画面へ移動します。この時のURLを確認し、最後の「automations/」以降の番号が自動化のIDとなります。
Zendeskのサブドメインと自動化IDの入力が完了したら確認していきます。編集したURLに移動すると、下記のような画面になります。
ここで自動化が実行されたチケットを一覧で確認することができ、チケットを選択することでそのチケット(Support)画面へ移動することができます。
まとめ
今回はZendeskで特定の自動化が実行されたチケットを一覧表示する方法について見ていきました。今ある自動化の見直しや、トラブルシューティングなどにも使用できるかと思いますので是非お試しください。
参考記事
Zendeskヘルプ > ホーム > ヘルプとFAQ > オブジェクトとルールに関するヘルプ > トリガと自動化 > 自動化によってトリガされたチケットを特定するにはどうすれば良いですか?